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花競べ 向嶋なずな屋繁盛記

朝井 まかて

花競べー最も優れた名花名木に与えられる称号・玄妙を目指し、江戸中の花師が育種の技を競い合う三年に一度の“祭”。恩ある人に懇願されて出品した「なずな屋」の新次は、そこでかつて共に修業した理世と再会する。江戸市井の春夏秋冬をいきいきと描く傑作「職人小説」。小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。

朝井 まかて

朝井 まかて(あさい まかて、1959年8月15日 - )は、日本の小説家。女性。大阪府羽曳野市生まれ。甲南女子大学文学部国文学科卒業。ペンネームは沖縄県出身の祖母・新里マカテの名に由来する。 == 略歴 == 広告制作会社でコピーライターとして勤務した後に独立。2006年より大阪文学学校で学ぶ。2008年、『実さえ花さえ』(応募時のタイトルは「実さえ花さえ、その葉さえ」)で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し小説家デビューする。
誕生(1959-08-15) 1959年8月15日(61歳) 日本・大阪府羽
職業小説家
教育学士(文学)
最終学歴甲南女子大学文学部国文学科卒業
活動期間2008年 -
ジャンル時代小説
主な受賞歴小説現代長編新人賞奨励賞(2008年)本屋が選ぶ時代小説大賞2013直木
デビュー作『実さえ花さえ』(2008年)