恋歌
朝井まかて
【第150回直木賞受賞作】葉室麟氏絶賛!女性はこれほどまでに恋を抱いて生きるのか。樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰していた中島歌子は、幕末には天狗党の林忠左衛門に嫁いで水戸にあった。尊皇攘夷の急先鋒だった天狗党がやがて暴走し、弾圧される中で、歌子は夫と引き離され、自らも投獄され、過酷な運命に翻弄されることになる。「萩の舎」主宰者として後に一世を風靡し多くの浮き名を流した歌子は何を思い胸に秘めていたのか。幕末の女の一生を巧緻な筆で甦らせる。
誕生 | (1959-08-15) 1959年8月15日(61歳) 日本・大阪府羽 |
職業 | 小説家 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 甲南女子大学文学部国文学科卒業 |
活動期間 | 2008年 - |
ジャンル | 時代小説 |
主な受賞歴 | 小説現代長編新人賞奨励賞(2008年)本屋が選ぶ時代小説大賞2013直木 |
デビュー作 | 『実さえ花さえ』(2008年) |