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本をめぐる物語 栞は夢をみる

大島 真寿美/柴崎 友香

地図にない本屋と聞いて、カノさんの本屋だと思った。ときどきしか行けない、その日しか存在しない本屋を作りたいと言っていたのだ。ショップカードの番地は「1-7-水曜日」、間違いない(「水曜日になれば(よくある話)」)。ほか、沖縄の古書店で自分と同姓同名の記述を見つけた女性、宇宙船に一冊だけ残された貴重な地球の紙の本を持つ少年などを描く、人気作家たちが紡ぐ様々な「本をめぐる物語」。本から広がる不思議な世界8編。

大島 真寿美/柴崎 友香

大島 真寿美(おおしま ますみ、1962年9月19日 - )は、日本の小説家。 == 人物・来歴 == 愛知県名古屋市出身。愛知県立昭和高等学校を経て、南山短期大学人間関係科卒業。 高校在学中より脚本の執筆を開始。1985年より劇団「垂直分布」主宰(1992年解散)、脚本・演出を担当。 小説家へ転身し、高校在学中の講演会で卒業生の山田正紀から受けた助言に従って新人賞への応募を開始。1992年「春の手品師」で第74回文學界新人賞受賞。同年すばる文学賞最終候補となった『宙の家』が刊行される。
誕生(1962-09-19) 1962年9月19日(58歳) 愛知県名古屋市
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴南山短期大学人間関係科
活動期間1992年 - 現在
主な受賞歴第74回文學界新人賞第161回直木三十五賞
デビュー作『宙の家』