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祝祭と予感

恩田陸

大ベストセラー『蜜蜂と遠雷』、待望のスピンオフ短編小説集!大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。入賞者ツアーのはざま亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノの恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員ナサニエルと三枝子の若き日の衝撃的な出会いとその後を描いた「獅子と芍薬」。作曲家・菱沼忠明が課題曲「春と修羅」を作るきっかけになった忘れ得ぬ教え子の追憶「袈裟と鞦韆」。ジュリアード音楽院プレ・カレッジ時代のマサルの意外な一面「竪琴と葦笛」。楽器選びに悩むヴィオラ奏者・奏へ天啓を伝える「鈴蘭と階段」。巨匠ホフマンが幼い塵と初めて出会った永遠のような瞬間「伝説と予感」。全6編。

恩田陸

恩田 陸(おんだ りく、本名:熊谷 奈苗(くまがい ななえ)、1964年10月25日 -)は、日本の小説家。女性。青森県青森市生まれ、宮城県仙台市出身。 == 来歴 == 恩田は1964年(昭和39年)10月25日、青森県青森市で生まれ、1966年(昭和41年)ごろに愛知県名古屋市に移住。その後の幼児期を長野県松本市で過ごした。1972年(昭和47年)に富山県富山市に移り、小学2年から5年まで富山市立五番町小学校(現中央小)に通った。1976年(昭和51年)に秋田県秋田市に移り、小学5年の終わりから卒業まで秋田市立旭北小学校に通った。1977年(昭和52年)に仙台市に移り、仙台市立五橋中学校入学時から2年間通った。
誕生熊谷 奈苗(くまがい ななえ) (1964-10-25) 1964年10
職業小説家
言語日本
国籍日本
最終学歴早稲田大学教育学部
活動期間1992年 -
ジャンル推理小説・ファンタジー
代表作『夜のピクニック』(2004年)『ユージニア』(2005年)『蜜蜂と遠雷
主な受賞歴吉川英治文学新人賞(2004年)本屋大賞(2005年)日本推理作家協会賞
デビュー作『六番目の小夜子』(1992年)