夏草冬濤 下
井上 靖
洪作は四年に進級するが、自由奔放な文学グループと行動を共にするようになってからは成績は下がる一方で、ついに彼は沼津の寺にあずけられる羽目になった。おくてで平凡な少年の前に、急速に未知の世界が開けはじめる。-陽の光輝く海辺の町を舞台に、洪作少年がいかにして青春に目覚めていったかを、ユーモアを交えた爽やかな筆に描き出す。『しろばんば』に続く自伝長編。
誕生 | 1907年5月6日 北海道旭川町(現:旭川市) |
死没 | (1991-01-29) 1991年1月29日(83歳没) 東京都中央区 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 京都帝国大学文学部哲学科(美学) |
活動期間 | 1936年 - 1991年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『氷壁』(1957年)『天平の甍』(1957年)『敦煌』(1959年)『 |
主な受賞歴 | 千葉亀雄賞(1936年)芥川龍之介賞(1950年)芸術選奨(1958年) |