蒼き狼
井上 靖
遊牧民の一部族の首長の子として生れた鉄木真(テムジン)=成吉思汗(チンギスカン)は、他民族と激しい闘争をくり返しながら、やがて全蒙古を統一し、ヨーロッパにまで及ぶ遠征を企てる。六十五歳で没するまで、ひたすら敵を求め、侵略と掠奪を続けた彼のあくなき征服欲はどこから来るのか?-アジアの生んだ一代の英雄が史上空前の大帝国を築き上げるまでの波瀾に満ちた生涯を描く雄編。
誕生 | 1907年5月6日 北海道旭川町(現:旭川市) |
死没 | (1991-01-29) 1991年1月29日(83歳没) 東京都中央区 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 京都帝国大学文学部哲学科(美学) |
活動期間 | 1936年 - 1991年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『氷壁』(1957年)『天平の甍』(1957年)『敦煌』(1959年)『 |
主な受賞歴 | 千葉亀雄賞(1936年)芥川龍之介賞(1950年)芸術選奨(1958年) |