天平の甍
井上 靖
天平の昔、荒れ狂う大海を越えて唐に留学した若い僧たちがあった。故国の便りもなく、無事な生還も期しがたい彼らー在唐二十年、放浪の果て、高僧鑒真を伴って普照はただひとり故国の土を踏んだ…。鑒真来朝という日本古代史上の大きな事実をもとに、極限に挑み、木の葉のように翻弄される僧たちの運命を、永遠の相の下に鮮明なイメージとして定着させた画期的な歴史小説。
誕生 | 1907年5月6日 北海道旭川町(現:旭川市) |
死没 | (1991-01-29) 1991年1月29日(83歳没) 東京都中央区 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 京都帝国大学文学部哲学科(美学) |
活動期間 | 1936年 - 1991年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『氷壁』(1957年)『天平の甍』(1957年)『敦煌』(1959年)『 |
主な受賞歴 | 千葉亀雄賞(1936年)芥川龍之介賞(1950年)芸術選奨(1958年) |