孔子改版
井上靖
二千五百年前、春秋末期の乱世に生きた孔子の人間像を描く歴史小説。『論語』に収められた孔子の詞はどのような背景を持って生れてきたのか。十四年にも亘る亡命・遊説の旅は、何を目的としていたのか。孔子と弟子たちが戦乱の中原を放浪する姿を、架空の弟子が語る形で、独自の解釈を与えてゆく。現代にも通ずる「乱世を生きる知恵」を提示した最後の長編。野間文芸賞受賞作。
誕生 | 1907年5月6日 北海道旭川町(現:旭川市) |
死没 | (1991-01-29) 1991年1月29日(83歳没) 東京都中央区 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 京都帝国大学文学部哲学科(美学) |
活動期間 | 1936年 - 1991年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『氷壁』(1957年)『天平の甍』(1957年)『敦煌』(1959年)『 |
主な受賞歴 | 千葉亀雄賞(1936年)芥川龍之介賞(1950年)芸術選奨(1958年) |