黒いハンカチ
小沼丹
A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれる、あるいは先生自らが謎を見つけ出す。すると彼女は、鋭い観察眼と明晰な頭脳でもってそれを解き明かすのだ!飄飄とした筆致が光る短編の名手による連作推理全十二編。昭和三十二年四月から一年間、『新婦人』に「ある女教師の探偵記録」という角書付きで連載され、後に一本に纏められた短編集の初文庫化である。
誕生 | 小沼 救(おぬま はじめ)1918年9月9日東京府東京市 |
死没 | (1996-11-08) 1996年11月8日(78歳没) |
職業 | 小説家・大学教授 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 早稲田大学英文科 |
活動期間 | 1939年 - 1996年 |
ジャンル | 小説・随筆・評論 |
文学活動 | 第三の新人 |
代表作 | 『村のエトランジェ』(1954年)『懐中時計』(1969年)『椋鳥日記』 |
主な受賞歴 | 読売文学賞(1970年)平林たい子文学賞(1975年) |
デビュー作 | 『千曲川二里』(1939年) |