闇
コンラッド/大岡 昇平
アフリカに送り込まれた貿易会社の二人の社員。出世を夢見て交易所に寝泊りを続けるが…。辺境で「文明」を担った男たちが圧倒的な不安に崩れ落ちていく様を描いた『進歩の前哨基地』(コンラッド)。フィリピンの戦線を舞台に、戦友の心を歪めていく組織悪の根源にせまった大岡昇平の『暗号手』。残虐な欲望に身をゆだね、取り返しのつかない過ちを犯した男が清らかな愛をとりもどすまでの感動の物語(フロベール『聖ジュリアン伝』)。極限に浮かび上がる人間の裸像。
誕生 | 1909年3月6日 日本・東京市牛込区(現:東京都新宿区) |
死没 | (1988-12-25) 1988年12月25日(79歳没) 日本・東京 |
墓地 | 多磨霊園 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 京都帝国大学文学部仏文科卒業 |
活動期間 | 1949年 - 1988年 |
ジャンル | 小説文芸評論 |
主題 | 日本史太平洋戦争 |
文学活動 | 第二次戦後派 |
代表作 | 『俘虜記』(1949年)『武蔵野夫人』(1950年)『野火』(1952年 |
主な受賞歴 | 横光利一賞(1949年)読売文学賞(1952・1989年)毎日出版文化賞 |