犬身 下
松浦理英子
梓の飼い犬・フサとなった房恵だが、彼女の実家は決定的に崩壊していた。性的虐待を続ける兄、息子ばかり偏愛する母親。一方、まるで梓が書いているかのような、兄との性的関係を告白するブログが公開され…さまよえる犬の魂は何処に行くのか?第59回読売文学賞受賞作。本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン第1位(2010年度)
誕生 | (1958-08-07) 1958年8月7日(62歳) 日本・愛媛県松山 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 青山学院大学仏文科 |
活動期間 | 1978年 - |
ジャンル | 小説 |
主題 | ジェンダー |
代表作 | 『ナチュラル・ウーマン』(1987年)『親指Pの修業時代』(1993年) |
主な受賞歴 | 文學界新人賞(1978年)女流文学賞(1994年)読売文学賞(2008年 |
デビュー作 | 『葬儀の日』(1978年) |