夢魔去りぬ
西村 賢太
三十余年ぶりに生育の町を訪れた“私”が、その地で見たものは、一瞬の夢幻だったのかー。昏い過去との再会と訣別を、格調高い筆致で描く鮮烈なる表題作ほか、北町貫多の同居女性に対する改悛の情とその後を語る「畜生の反省」など、無頼の私小説作家の名調子が冴える、六篇の短篇集。
誕生 | (1967-07-12) 1967年7月12日(53歳) 日本・東京都江 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 中卒 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 私小説・随筆 |
代表作 | 『暗渠の宿』(2006年)『苦役列車』(2010年) |
主な受賞歴 | 野間文芸新人賞(2007年)芥川龍之介賞(2011年) |
デビュー作 | 『けがれなき酒のへど』(2004年) |