小銭をかぞえる
西村賢太
女にもてない「私」がようやくめぐりあい、相思相愛になった女。しかし、「私」の生来の暴言、暴力によって、女との同棲生活は緊張をはらんだものになっていく。金をめぐる女との掛け合いが絶妙な表題作に、女が溺愛するぬいぐるみが悲惨な結末をむかえる「焼却炉行き赤ん坊」を併録。新しい私小説の誕生。
誕生 | (1967-07-12) 1967年7月12日(53歳) 日本・東京都江 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 中卒 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 私小説・随筆 |
代表作 | 『暗渠の宿』(2006年)『苦役列車』(2010年) |
主な受賞歴 | 野間文芸新人賞(2007年)芥川龍之介賞(2011年) |
デビュー作 | 『けがれなき酒のへど』(2004年) |