鳥打ちも夜更けには
金子薫
不朽の古典『見聞記』に楽園と謳われた島の架空の港町。新町長の下、観光資源の美麗な蝶と花畑を護るため、海鳥を毒矢で殺す鳥打ちの職に、三人の青年が就いていた。しかし島の経済が陰りを見せるにつれ、鳥打ちの一人、天野は自らの為す仕事に疑念を抱く。問うてはいけない問いは、やがて町をあげての大騒動に発展してー三人の青年の自由を巡る圧倒的小説。
誕生 | (1990-05-16) 1990年5月16日(30歳) 日本 神奈川県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 慶應義塾大学文学部仏文学専攻 |
主な受賞歴 | 第51回文藝賞(2014年)第40回野間文芸新人賞(2018年) |
デビュー作 | 「アルタッドに捧ぐ」 |