わたしがいなかった街で
柴崎友香
離婚して1年、夫と暮らしていたマンションから引っ越した36歳の砂羽。昼は契約社員として働く砂羽は、夜毎、戦争や紛争のドキュメンタリーを見続ける。凄惨な映像の中で、怯え、逃げ惑う人々。何故そこにいるのが、わたしではなくて彼らなのか。サラエヴォで、大阪、広島、東京で、わたしは誰かが生きた場所を生きているー。生の確かさと不可思議さを描き、世界の希望に到達する傑作。
誕生 | (1973-10-20) 1973年10月20日(47歳) 日本・大阪府 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 大阪府立大学総合科学部 |
活動期間 | 1999年 - |
ジャンル | 小説、随筆 |
代表作 | 『その街の今は』(2006年)『春の庭』(2014年) |
主な受賞歴 | 咲くやこの花賞(2006年)織田作之助賞大賞(2006年)芸術選奨新人賞 |
デビュー作 | 「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」(1999年) |
配偶者 | 独身[1] |
公式サイト | 小説家:柴崎友香オフィシャルサイト |