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きょうのできごと、十年後

柴崎友香

十年前、京都の飲み会に居あわせた男女。それぞれの時間を生きた彼らは、30代になり、今夜再会する。せつなく、おかしい、奇跡のような一夜の物語。

柴崎友香

柴崎 友香(しばさき ともか、本名同じ、1973年10月20日 - )は、日本の小説家。 == 経歴 == 大阪府大阪市大正区出身。大阪府立市岡高等学校、大阪府立大学総合科学部国際文化コース人文地理学専攻卒業。 母は広島県呉市の出身で、祖父は『わたしがいなかった街で』に書かれた通り、広島市の原爆ドーム近くのホテルでコックとして働き、原爆投下の直前、呉市に移り難を逃れ、後に大阪に出た。『わたしがいなかった街で』に出てくる「赤い橋」は音戸大橋を指す。 小学校4年生の国語の教科書で、"たった三行でわたしに小説を書き続けるエネルギーをくれたのはジャン・コクトーの「シャボン玉」という詩だった"という。高校時代から小説を書き始める。大学卒業後は4年ほど機械メーカーでOLとして勤めた。
誕生(1973-10-20) 1973年10月20日(47歳) 日本・大阪府
職業小説家
言語日本語
最終学歴大阪府立大学総合科学部
活動期間1999年 -
ジャンル小説、随筆
代表作『その街の今は』(2006年)『春の庭』(2014年)
主な受賞歴咲くやこの花賞(2006年)織田作之助賞大賞(2006年)芸術選奨新人賞
デビュー作「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」(1999年)
配偶者独身[1]
公式サイト小説家:柴崎友香オフィシャルサイト