春の戴冠(1)
辻邦生
メディチ家の恩顧のもと、祭りに賑い、楽しげなはずむような気分に覆われた花の盛りのフィオレンツァ。「私」と幼なじみのサンドロ(のちのボッティチェルリ)は、この日々が過ぎゆく人生の春であることに、まだ気が付いていなかったー壮大にして流麗な歴史絵巻、待望の文庫化。
誕生 | 1925年9月24日 日本・東京市本郷区 |
死没 | (1999-07-29) 1999年7月29日(73歳没) 日本・長野県 |
墓地 | 多磨霊園 |
職業 | 小説家・仏文学者 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 修士(文学) |
最終学歴 | 東京大学大学院仏文科 |
活動期間 | 1963年 - 1999年 |
ジャンル | 小説・随筆・評論 |
代表作 | 『廻廊にて』 (1963年)『夏の砦』(1966年)『安土往還記』 (1 |
主な受賞歴 | 近代文学賞(1963年)芸術選奨新人賞(1969年)毎日芸術賞(1973 |
デビュー作 | 『廻廊にて』(1963年) |