cover

美しい夏の行方

辻邦生/堀本洋一

真夏の光と陶酔があふれる広場、通り、建物、カフェ…。ローマからアッシジ、サン・ジミニャーノ、シエナ、フィレンツェ、そしてシチリアへと、美と祝祭の国の町々を巡る、甘美なる旅の記憶。カラー写真27点収録。

辻邦生/堀本洋一

辻 邦生(つじ くにお、1925年(大正14年)9月24日 - 1999年(平成11年)7月29日)は、日本の小説家、フランス文学者。 == 来歴・人物 == 東京市本郷区駒込西片町に生まれる。父はジャーナリストで薩摩琵琶の伴奏家・辻靖剛、母は鹿児島県の医家の出身。辻家の本籍地は山梨県東八代郡春日居町国府(現笛吹市)で、代々の医家。9月24日生まれだったことから、「くにお」と名付けられる。 1930年(昭和5年)に名古屋へ転居し、1932年(昭和7年)に東京へ戻り、赤坂区に住む。赤坂小学校から旧制日大三中を経て、湯河原に疎開時に一浪し、1944年(昭和19年)に旧制松本高等学校理科乙類へ入学、翌1945年(昭和20年)には文科乙類へ転科し、信州大学となった1949年(昭和24年)まで過ごした。この間、1945年6月、寮生活において斎藤宗吉(北杜夫)と知り合い終生交流し、回覧雑誌や句会を行い、演劇にも親しみ脚本執筆、出演もした。
誕生1925年9月24日 日本・東京市本郷区
死没(1999-07-29) 1999年7月29日(73歳没) 日本・長野県
墓地多磨霊園
職業小説家・仏文学者
言語日本語
国籍日本
教育修士(文学)
最終学歴東京大学大学院仏文科
活動期間1963年 - 1999年
ジャンル小説・随筆・評論
代表作『廻廊にて』 (1963年)『夏の砦』(1966年)『安土往還記』 (1
主な受賞歴近代文学賞(1963年)芸術選奨新人賞(1969年)毎日芸術賞(1973
デビュー作『廻廊にて』(1963年)