籠の鸚鵡
辻原 登
ヤクザ、ホステス、不動産業者、町の出納室長。欲望と思惑は複雑に絡み合い、互いを取り返しのつかない地点へと追い詰める。情事と裏切り、そして二つの巧妙な殺人の後、彼らの目に映った世界とは?八〇年代半ば、バブル期の和歌山を舞台に、怒涛のスリルと静謐な思索が交錯するー。著者の新たな到達点を示す傑作長篇。迫真のクライム・ノヴェル。
誕生 | 村上 博(むらかみ ひろし) (1945-12-15) 1945年12月 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 専門士 |
最終学歴 | 文化学院専門課程 |
活動期間 | 1985年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『村の名前』(1990年)『飛べ麒麟』(1998年)『遊動亭円木』(19 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1990年)読売文学賞(1999年)谷崎潤一郎賞(2000 |
デビュー作 | 『犬かけて』(1985年) |