星に降る雪
池澤 夏樹
電波天文台カミオカンデ。チェレンコフ光が燦めく様を夢想する男、田村のもとに、かつて雪山事故を共にした亜矢子が訪ねてくる。恋人を失った女と親友を失った男。あの時、何が起こったのかー(「星に降る雪」)。クレタに住みつき、礼拝堂の修復をしながら寡黙で質素な生活を送る石工。重い過去を背負った男の選んだ償いとは(「修道院」)。激しい懊悩に取り憑かれた男が生の中に見出した、奇妙な熱情を描く、精緻な中篇集。
誕生 | 福永 夏樹(ふくなが なつき) (1945-07-07) 1945年7月 |
職業 | 小説家・詩人 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 埼玉大学理工学部中退 |
活動期間 | 1984年 - (作家として) |
ジャンル | 小説・詩・随筆 |
代表作 | 『スティル・ライフ』(1987年)『マシアス・ギリの失脚』(1993年) |
主な受賞歴 | 中央公論新人賞(1987年)芥川龍之介賞(1988年)小学館文学賞(19 |
デビュー作 | 『夏の朝の成層圏』(1984年) |
子供 | 4人池澤春菜 |
親族 | 福永武彦(父)原條あき子(母) |
公式サイト | 公式ウェブサイト |