マシアス・ギリの失脚
池澤夏樹
南洋の島国ナビダード民主共和国。日本とのパイプを背景に大統領に上りつめ、政敵もないマシアス・ギリはすべてを掌中に収めたかにみえた。日本からの慰霊団47人を乗せたバスが忽然と消えるまでは…。善良な島民たちの間でとびかう噂、おしゃべりな亡霊、妖しい高級娼館、巫女の霊力。それらを超える大きな何かが大統領を呑み込む。豊かな物語空間を紡ぎだす傑作長編。谷崎潤一郎賞受賞作。
誕生 | 福永 夏樹(ふくなが なつき) (1945-07-07) 1945年7月 |
職業 | 小説家・詩人 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 埼玉大学理工学部中退 |
活動期間 | 1984年 - (作家として) |
ジャンル | 小説・詩・随筆 |
代表作 | 『スティル・ライフ』(1987年)『マシアス・ギリの失脚』(1993年) |
主な受賞歴 | 中央公論新人賞(1987年)芥川龍之介賞(1988年)小学館文学賞(19 |
デビュー作 | 『夏の朝の成層圏』(1984年) |
子供 | 4人池澤春菜 |
親族 | 福永武彦(父)原條あき子(母) |
公式サイト | 公式ウェブサイト |