恋する「小倉百人一首」
阿刀田 高
百人一首には、恋の歌と秋の歌が多い。平安時代の歌風を現代に伝え、切々と身に迫る。ただのかるたと思うなかれ。その文字で始まる札がただ一枚の“む・す・め・ふ・さ・ほ・せ”、六歌仙、枕詞。さまざまな遊び心を読み解けば、歴史的事実や人間関係、花鳥風月、世の不条理と、歌は深い世界を内蔵している。日本の文化の根源を理解するのに、楽しく、役に立つ。人生を真実豊かにしてくれる。ゆかいに学ぶ、百人一首の極意。
誕生 | 阿刀田 高(あとうだ たかし) (1935-01-13) 1935年1月 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部フランス文学科 |
ジャンル | 推理小説奇妙な味ショートショート |
代表作 | 『冷蔵庫より愛をこめて』(1978年)『ナポレオン狂』(1979年)『新 |
主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞(1979年)直木三十五賞(1979年)吉川英治文学賞 |
デビュー作 | 『ころし文句』(長崎寛との共著) |
親族 | 阿刀田令造(伯父) |