ことば遊びの楽しみ
阿刀田高
「竹やぶ焼けた」「貴社の記者、汽車で帰社した」「世の中は澄むと濁るの違いにて、刷毛に毛があり禿に毛がなし」。日本語ほど盛んにことば遊びが楽しまれてきた言語はあるまい。幼い頃からその多彩な遊びを愛してきた作家が、古今の傑作や自らの創作をまじえて、駄じゃれ、いろは歌、回文、アナグラムなどの豊かな世界へと案内する。
誕生 | 阿刀田 高(あとうだ たかし) (1935-01-13) 1935年1月 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部フランス文学科 |
ジャンル | 推理小説奇妙な味ショートショート |
代表作 | 『冷蔵庫より愛をこめて』(1978年)『ナポレオン狂』(1979年)『新 |
主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞(1979年)直木三十五賞(1979年)吉川英治文学賞 |
デビュー作 | 『ころし文句』(長崎寛との共著) |
親族 | 阿刀田令造(伯父) |