血脈の火
宮本 輝
昭和27年、大阪へ戻った松坂熊吾一家は、雀荘や中華料理店を始めとして、次々と事業を興していく。しかし義母の失踪に妻房江の心労はつのり、洞爺丸台風の一撃で大損害を被った熊吾も糖尿病の宣告を受ける。そしてたくましく育つ無邪気な小学生伸仁にも、時代の荒波は襲いかかるのだった…。復興期の世情に翻弄される人々の涙と歓びがほとばしる、壮大な人間ドラマ第三部。
誕生 | 宮本 正仁(みやもと まさひと) (1947-03-06) 1947年3 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 文学士 |
最終学歴 | 追手門学院大学文学部 |
活動期間 | 1977年 - |
ジャンル | 小説・随筆 |
代表作 | 『泥の河』(1977年)『螢川』(1977年)『道頓堀川』(1978年) |
主な受賞歴 | 太宰治賞(1977年)芥川龍之介賞(1978年)吉川英治文学賞(1987 |
デビュー作 | 『泥の河』(1977年) |