黒革の手帖(下巻)改版
松本清張
元子を恨む波子は楢林と別れ、大物総会屋をパトロンにクラブを開く。政治家秘書の安島を通じ、医大の裏口入学者のリストを手中にした元子は、橋田をおどし、一流クラブ、ルダン買取りの仮契約を結ぶ。しかし橋田、安島らの仕組んだ罠が元子を待ち受ける。安島との一夜での妊娠の不安に怯える元子の前には黒服の男たちが…。夜の世界に生きる女の野望を描くサスペンス長編。
誕生 | 松本 清張(まつもと きよはる)1909年12月21日[注釈 1] 日本 |
死没 | (1992-08-04) 1992年8月4日(82歳没) 日本 東京都新 |
墓地 | 富士見台霊園 |
職業 | 作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 板櫃尋常高等小学校卒業 |
活動期間 | 1950年 - 1992年 |
ジャンル | 現代小説、推理小説歴史・時代小説近現代史、古代史[注釈 3] |
代表作 | 小説『或る「小倉日記」伝』(1952年)『点と線』(1958年)『眼の壁 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1953年)日本探偵作家クラブ賞(1956年)文藝春秋読者 |
デビュー作 | 『西郷札』 |
親族 | 松本峯太郎(父)岡田タニ(母) |
公式サイト | 北九州市立松本清張記念館 |