ゼロの焦点改版
松本清張
前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。ようやく手がかりを掴んだ時、“自殺”として処理されていた夫の姓は曾根であった!夫の陰の生活がわかるにつれ関係者がつぎつぎに殺されてゆく。戦争直後の混乱が尾を引いて生じた悲劇を描いて、名作『点と線』と並び称される著者の代表作。
誕生 | 松本 清張(まつもと きよはる)1909年12月21日[注釈 1] 日本 |
死没 | (1992-08-04) 1992年8月4日(82歳没) 日本 東京都新 |
墓地 | 富士見台霊園 |
職業 | 作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 板櫃尋常高等小学校卒業 |
活動期間 | 1950年 - 1992年 |
ジャンル | 現代小説、推理小説歴史・時代小説近現代史、古代史[注釈 3] |
代表作 | 小説『或る「小倉日記」伝』(1952年)『点と線』(1958年)『眼の壁 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1953年)日本探偵作家クラブ賞(1956年)文藝春秋読者 |
デビュー作 | 『西郷札』 |
親族 | 松本峯太郎(父)岡田タニ(母) |
公式サイト | 北九州市立松本清張記念館 |