思い川・枯木のある風景・蔵の中
宇野 浩二/水上 勉
芸妓村上八重と著者との三十年にも及ぶ恋愛を題材に小説家牧と芸者三重次とが互いの人生の浮き沈みを越えて真摯な心を通わせ合った長い歳月の愛を独得の語りくちで描いた戦後の代表作・読売文学賞受賞「思い川」、なじみの質屋の蔵の中で質種の着物の虫干しをしながら着物に纒わる女たちの思い出に耽る男の話・出世作「蔵の中」、他に「枯木のある風景」の三篇を収録。
誕生 | 1919年3月8日 福井県大飯郡本郷村(現:おおい町) |
死没 | (2004-09-08) 2004年9月8日(85歳没) 長野県東御市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 立命館大学国文科中退 |
活動期間 | 1947年 - 2004年 |
代表作 | 『雁の寺』(1961年)『五番町夕霧楼』(1963年)『越前竹人形』(1 |
主な受賞歴 | 日本探偵作家クラブ賞(1961年)直木三十五賞(1961年)菊池寛賞(1 |