炎(ほむら)立つ(1)
高橋克彦
陸奥の豪族安倍頼良の館では息子貞任の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに百年を越え朝廷は蝦夷たちを俘囚と侮るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全五巻刊行開始。
誕生 | (1947-08-06) 1947年8月6日(73歳)岩手県釜石市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1983年 - |
ジャンル | 推理小説、時代小説 |
代表作 | 『写楽殺人事件』(1983年)『緋い記憶』(1991年)『火怨』(199 |
主な受賞歴 | 江戸川乱歩賞(1983年)吉川英治文学新人賞(1986年)日本推理作家協 |
デビュー作 | 写楽殺人事件 |
親族 | 高橋喜平(伯父)高橋延清(伯父) |