cover

黄金の血脈(地の巻)

半村良

水面下の闘争が繰り広げられる大坂の陣前夜ー。幾多の敵を斬り伏せながら、常陸から陸奥へ。鈴波友右衛門、野笛、そして織田家の血を引く三四郎は、敵の目を欺くため家族を装っていたが、いつしか深い情愛で結ばれていく。やがて蒲生領に入ると、豊臣方か徳川方かで藩論は真二つに割れていた…。豊臣家起死回生の秘策の行方は?半村時代巨編、第二弾。

半村良

半村 良(はんむら りょう、1933年10月27日 - 2002年3月4日)は、日本の小説家。 男性。本名、清野 平太郎(きよの へいたろう)。 == 経歴 == 東京市(現東京都)葛飾区生まれ。小学1年生の時に父・清野茂を失う。1942年から1945年まで石川県能登地方に疎開していた。東京都立両国高等学校を卒業後、連込み宿の番頭やキャバレーのバーテンなど30近い職業を転々とした。広告代理店に勤務していた時代にはニッポン放送と密接な関係を持ち、5代目月の家圓鏡(後の8代目橘家圓蔵)をラジオパーソナリティとして発掘した。
誕生清野 平太郎1933年10月27日東京都葛飾区
死没(2002-03-04) 2002年3月4日(68歳没)東京都渋谷区
職業小説家
国籍日本
活動期間1962年 - 2002年
代表作『戦国自衛隊』『太陽の世界』
主な受賞歴星雲賞(1972年)泉鏡花文学賞(1973年)直木賞(1975年)日本S
デビュー作『収穫』(1962年)