cover

私の旧約聖書改版

色川武大

「旧約聖書を読んで、はじめて、(神でなく)人間の叡智というものに底知れぬ怖れを感じました」。中学もろくすっぽ行かないで、ずっと不良じみた一匹狼でしのいできた著者が若き日偶然に出会った旧約の世界。イェホバは律を求め、人々は生を望むー神と人間との約束事を描く旧約聖書に向き合い、対話し続けた自伝的省察の記。

色川武大

色川 武大(いろかわ たけひろ、1929年3月28日 - 1989年4月10日)は、日本の小説家、エッセイスト、雀士。筆名として色川 武大(いろかわ ぶだい)、阿佐田 哲也(あさだ てつや)、井上 志摩夫(いのうえ しまお)、雀風子を名乗った。阿佐田哲也名義では麻雀小説作家として知られる。 == 略歴 == 東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)矢来町生まれ。祖父の色川圀士は文部官僚。分家筋に衆院議員の色川三郎兵衛がいる。 父親は40代の若さで退役した海軍大佐であった。武大は、父が44歳のときに初めて生まれた長男であった。
誕生1929年3月28日東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)
死没1989年4月10日(満60歳没)宮城県栗原郡瀬峰町(現・栗原市)宮城県
職業小説家、随筆家
国籍日本
代表作『麻雀放浪記』(1969-72年)『怪しい来客簿』(短編集,1977年)
主な受賞歴泉鏡花文学賞(1977年) 直木三十五賞(1978年)川端康成文学賞(1