格闘
高樹 のぶ子
駆出しの作家だった頃の私が取り組み、完成できなかったノンフィクション。それは、ある忘れられた柔道家の型破りな半生を追ったものだった。だが、彼に寄り添う女、高校時代の恩師など、取材を進める毎にその実像はぼやけていく。一方、私と本人の間には、取材対象と取材者の垣根を越えた感情のさざ波が立ち始めー相対する二つの魂の闘争と交歓を描く。
誕生 | (1946-04-09) 1946年4月9日(74歳) 日本・山口県防府 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 準学士(教養) |
最終学歴 | 東京女子大学短期大学部教養科卒業 |
活動期間 | 1980年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『光抱く友よ』(1984年)『波光きらめく果て』(1985年)『水脈』( |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1984年)島清恋愛文学賞(1994年)女流文学賞(199 |
デビュー作 | 『その細き道』(1980年) |