オライオン飛行
高樹 のぶ子
1936年、九州帝国大学付属病院の看護婦・久美子は、墜落して重傷を負った飛行士アンドレ・ジャピーと出会う。言葉も通じないふたりの間に燃えあがる短くも激しい恋、そして別れ。80年後、久美子の血を引く26歳のあやめは、ふたりをめぐる不可解な物語を知る。残された古い時計を手掛かりに日本からフランスへ、恋の謎をたどるなかで、あやめが見つけた真実とはー。みずみずしくも濃密に描かれる恋の切なさ、闇に彩られた歴史のロマン。高樹のぶ子の新たな代表作!
誕生 | (1946-04-09) 1946年4月9日(74歳) 日本・山口県防府 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 準学士(教養) |
最終学歴 | 東京女子大学短期大学部教養科卒業 |
活動期間 | 1980年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『光抱く友よ』(1984年)『波光きらめく果て』(1985年)『水脈』( |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1984年)島清恋愛文学賞(1994年)女流文学賞(199 |
デビュー作 | 『その細き道』(1980年) |