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明日香さんの霊異記

高樹のぶ子

奈良の薬師寺で働く高畑明日香の愛読書は、平安の僧・景戒が編纂した説話集『日本霊異記』。ある日、明日香は境内の絵馬に不穏な書き込みを見つける。母は殺されたー。その後、彼女の周りで奇妙な事件が多発。その全てが『日本霊異記』に書かれた事象に合致していた。これらは何を訴えているのか。渾身の全6編を収録。

高樹のぶ子

高樹 のぶ子(たかぎ のぶこ、1946年4月9日 - )は、日本の小説家・日本芸術院会員。元九州大学アジア総合政策センター特任教授(アジア現代文化研究部門)。本名は鶴田信子(つるた のぶこ)。2019年(平成31年)に毎日新聞出版から刊行された『ほとほと 歳時記ものがたり』、2019年に講談社から出版された『掌篇歳時記 春夏』では、装丁・中身ともに髙樹のぶ子の表記。 == 来歴・人物 == 山口県防府市出身。父は山口大学で生物学を教えていた高木恭介。松崎小学校、国府中学校、山口県立防府高等学校、1968年東京女子大学短期大学部教養科卒業。培風館に勤務。
誕生(1946-04-09) 1946年4月9日(74歳) 日本・山口県防府
職業小説家
言語日本語
国籍日本
教育準学士(教養)
最終学歴東京女子大学短期大学部教養科卒業
活動期間1980年 -
ジャンル小説
代表作『光抱く友よ』(1984年)『波光きらめく果て』(1985年)『水脈』(
主な受賞歴芥川龍之介賞(1984年)島清恋愛文学賞(1994年)女流文学賞(199
デビュー作『その細き道』(1980年)