時間
堀田 善衞
殺、掠、姦ー一九三七年、南京を占領した日本軍は暴虐のかぎりを尽した。破壊された家屋、横行する掠奪と凌辱、積み重なる屍体の山。この人倫の崩壊した時間のなかで人は何を考え、何をなすことができるのか。南京事件を中国人知識人の視点から手記のかたちで語り、歴史と人間存在の本質を問うた戦後文学の金字塔。
誕生 | 1918年7月7日 日本・富山県高岡市 |
死没 | (1998-09-05) 1998年9月5日(80歳没) 日本・神奈川県 |
墓地 | 東慶寺 |
職業 | 小説家評論家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 慶應義塾大学仏文科 |
活動期間 | 1948年 - 1998年 |
ジャンル | 小説評論 |
文学活動 | 第二次戦後派 |
代表作 | 『広場の孤独』(1951年)『時間』(1953年)『海鳴りの底から』(1 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1952年)毎日出版文化賞(1971年)大佛次郎賞(197 |
デビュー作 | 『祖国喪失』(1948~1950)『広場の孤独』(1951年) |
配偶者 | 堀田玲子(妻) |