めぐり糸
青山 七恵
終戦の年に生まれた“わたし”は九段の花街で育った。家は置屋から芸者を呼ぶ料亭「八重」。母も評判の芸者で、客として訪れた父は母と知り合い、わたしが生まれた。踊りや唄の練習に励み、幼くして芸者になることを夢見たわたしは、小学二年生のときに置屋「鶴ノ家」の子、哲治と出会う。それは不可思議な運命の糸が織り成す長い物語のはじまりだった。数奇な人生と燃え上がる情熱を描く長編。
誕生 | (1983-01-20) 1983年1月20日(37歳) 埼玉県大里郡妻 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 筑波大学図書館情報専門学群 |
活動期間 | 2005年 - |
ジャンル | 純文学恋愛小説 |
代表作 | 『ひとり日和』(2007年)『かけら』(2009年) |
主な受賞歴 | 文藝賞(2005年)芥川龍之介賞(2007年)川端康成文学賞(2009年 |
デビュー作 | 『窓の灯』(2005年) |