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みがわり

青山 七恵

逃げ出そうとしたときには、もう遅かった。新人賞を受賞したものの小説を一冊も刊行できていない律は、ファンを名乗る女性から亡くなった姉の伝記執筆の依頼を受ける。その姉は、生前の姿形が律と瓜二つだったという。取材を進めるうち明らかになる姉妹の確執、家族の秘密。律が開けたのは、パンドラの箱だったー。予測不能のラストに向かって疾走する傑作長編。

青山 七恵

青山 七恵(あおやま ななえ、1983年1月20日 - )は、日本の小説家。埼玉県大里郡妻沼町(現・熊谷市)出身。筑波大学図書館情報専門学群卒業。2007年、「ひとり日和」で第136回芥川龍之介賞受賞。 == 経歴・人物 == 埼玉県大里郡妻沼町(現熊谷市)に生まれる。小学生の頃にはアガサ・クリスティーの作品を読んでいた。中学生の頃には川端康成や吉本ばななの作品を読んでおり、また、図書館司書になることを目指すようになる。1998年4月、埼玉県立熊谷女子高等学校に入学。
誕生(1983-01-20) 1983年1月20日(37歳) 埼玉県大里郡妻
職業小説家
言語日本語
国籍日本
教育学士
最終学歴筑波大学図書館情報専門学群
活動期間2005年 -
ジャンル純文学恋愛小説
代表作『ひとり日和』(2007年)『かけら』(2009年)
主な受賞歴文藝賞(2005年)芥川龍之介賞(2007年)川端康成文学賞(2009年
デビュー作『窓の灯』(2005年)