彼女がその名を知らない鳥たち
沼田まほかる
八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。「黒崎が行方不明だ」と知らされた十和子は、陣治が黒崎を殺したのではないかと疑い始めるが…。衝撃の長編ミステリ。
誕生 | 1948年大阪府 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2005年 - |
代表作 | 『九月が永遠に続けば』 |
主な受賞歴 | ホラーサスペンス大賞(2004年)大藪春彦賞(2012年) |
デビュー作 | 「九月が永遠に続けば」 |