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ハル

ハル製作委員会/木皿泉

ハルとくるみの幸せな日常。いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりをつげた。けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。彼女の笑顔をとりもどすため、ヒト型ロボットのキューイチ“Q01”は、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。ロボハルの頼りは、かつてくるみが願いごとを書いた、ルービックキューブ。色がそろうごとに溢れてくる、くるみの想いに応えるため、ロボハルが奮闘するも、くるみはかたくなに心を閉ざしたまま。ロボハルを作った荒波博士、そして京の街のひとたちに助けを借りながらも、ロボハルは、人について、そしてくるみについて知っていく。少しずつ打ち解けるロボハルとくるみだったがー。近未来の京都で生まれた、ロボットと人の奇跡のラブストーリー。

ハル製作委員会/木皿泉

木皿 泉(きざら いずみ)は、日本の脚本家。和泉 務(いずみ つとむ)と妻鹿 年季子(めが ときこ)夫婦脚本家である。神戸市中央区在住。 == 人物 == 和泉 務(1952年 - 、兵庫県神戸市出身、男性)は当初漫才・構成作家としてライターデビュー。妻鹿 年季子(1957年 - 、兵庫県西宮市出身、女性)は京都精華短期大学美術科染織コース卒業後、商社勤務を経てシナリオライターとなる(当時のペンネームは本名の妻鹿年季子)。 和泉は木皿泉のペンネームでシナリオを書き始めるが、『やっぱり猫が好き』の脚本依頼を機に妻鹿とペアを組み、共同のペンネームとなる。ちなみにペンネームの由来は「キザな和泉」から。和泉は『すいか』の脚本の執筆後の2004年に脳出血で倒れ、病院で生死の境をさまよい、退院後は重度の後遺症のため妻鹿の介護と介護保険サービスを受け生活している。
プロフィール
本名和泉務、妻鹿年季子
誕生日和泉務(1952年) 妻鹿年季子(1957年)
出身地兵庫県
主な作品
テレビドラマすいか 野ブタ。をプロデュース Q10 富士ファミリー
受賞