窓の向こうのガーシュウィン
宮下奈都
周囲にうまく馴染めず、欠落感を抱えたまま十九年間を過ごしてきた私は、ヘルパーとして訪れた横江先生の家で、思い出の品に額をつける“額装家”の男性と出会う。他人と交わらずひっそりと生きてきた私だったが、「しあわせな景色を切り取る」という彼の言葉に惹かれて、額装の仕事を手伝うようになりー。不器用で素直な女の子が人の温かさに触れ、心を溶かされてゆく成長ものがたり。
誕生 | 1967年・福井県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 上智大学文学部哲学科卒業 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『羊と鋼の森』 |
デビュー作 | 「静かな雨」(2004年) |
配偶者 | あり |
子供 | あり |