ふたつのしるし
宮下奈都
「勉強ができて何が悪い。生まれつき頭がよくて何が悪い」そう思いながらも、目立たぬよう眠鏡をかけ、つくり笑いで中学生活をやり過ごそうとする遙名。高校に行けば、東京の大学に入れば、社会に出れば、きっとー。「まだ、まだだ」と居心地悪く日々を過ごす遙名は、“あの日”ひとりの青年と出会い…。息をひそめるように過ごす“優等生”遙名と周囲を困らせてばかりの“落ちこぼれ”ハル。「しるし」を見つけたふたりの希望の物語。
誕生 | 1967年・福井県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 上智大学文学部哲学科卒業 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『羊と鋼の森』 |
デビュー作 | 「静かな雨」(2004年) |
配偶者 | あり |
子供 | あり |