スーツケースの半分は
近藤史恵
三十歳を目前にした真美は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚れし、憧れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり…。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。
誕生 | (1969-05-20) 1969年5月20日(51歳)大阪府 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1993年 - |
ジャンル | ミステリー、恋愛小説 |
代表作 | 『凍える島』『サクリファイス』 |
主な受賞歴 | 鮎川哲也賞(1993年)大藪春彦賞(2008年) |
デビュー作 | 『凍える島』 |
公式サイト | むくいぬ屋仮宅 |