君が夏を走らせる
瀬尾 まいこ
小さな手。でたらめな歌。喜ぶ顔。増えていく言葉。まっしぐらに走ってくる姿。夏はまだ残っているというのに、それらをすべて手放さないといけないのだ。寂しい、悲しい。そういう言葉はピンとこないけど、体の、生活の、心の、ど真ん中にあったものを、するっと持っていかれるような心地。金髪ピアスの俺が1歳の女の子の面倒をみるなんて!?16歳の少年の思いがけない夏。青春小説の傑作が誕生!
誕生 | (1974-01-16) 1974年1月16日(46歳) 日本・大阪府大 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 大谷女子大学文学部国文学科卒業 |
活動期間 | 2002年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 本屋大賞(2019年) |
デビュー作 | 『卵の緒』 |