cover

食堂かたつむり

小川 糸

同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。巻末に番外編収録。

小川 糸

小川 糸(おがわ いと、1973年 - )は、日本の小説家、作詞家、翻訳家。音楽制作ユニットFairlifeのメンバー。作詞家としてのペンネームは、春嵐(しゅんらん)。 山形県山形市出身。2008年から2012年までアミューズ所属。夫はFairlifeメンバーとしても共に活動する編曲家の水谷公生。 == 経歴 == 山形県山形市に生まれ育ち、1992年に進学校の山形県立山形東高等学校を卒業の後、清泉女子大学への進学を機に上京。国文学科で古代文学を専攻し『古事記』を研究、またサークル万葉集研究会で活動する。
誕生1973年??月??日 日本 山形県山形市
職業小説家、作詞家、翻訳家
言語日本語
国籍日本
最終学歴清泉女子大学文学部国文学科
活動期間2004年 -
ジャンル小説・随筆・絵本
代表作『食堂かたつむり』(2008年)『つるかめ助産院』(2010年)『ツバキ
主な受賞歴バンカレッラ賞料理部門賞(2011年)ウジェニー・ブラジエ小説賞(201
デビュー作『食堂かたつむり』(2008年)
配偶者水谷公生(2000年 - )
所属アミューズ(2008年 - 2012年)
公式サイト糸通信