ハコブネ
村田 沙耶香
十九歳の里帆は男性とのセックスが辛い。自分の性に自信が持てない彼女は、第二次性徴をやり直そうと、男装をして知り合いの少なそうな自習室に通い始める。そこで出会ったのは、女であることに固執する三十一歳の椿と、生身の男性と寝ても実感が持てない知佳子だった。それぞれに悩みを抱える三人は、衝突しあいながらも、自らの性と生き方を模索していく。芥川賞作家が赤裸々に紡いだ話題作。
誕生 | (1979-08-14) 1979年8月14日(41歳) 日本・千葉県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 玉川大学文学部 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『ギンイロノウタ』(2008年)『しろいろの街の、その骨の体温の』(20 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞優秀賞(2003年)野間文芸新人賞(2009年)三島由紀夫 |
デビュー作 | 『授乳』(2003年) |