ギンイロノウタ
村田沙耶香
極端に臆病な幼い有里の初恋の相手は、文房具屋で買った銀のステッキだった。アニメの魔法使いみたいに杖をひと振り、押入れの暗闇に銀の星がきらめき、無数の目玉が少女を秘密の快楽へ誘う。クラスメイトにステッキが汚され、有里が憎しみの化け物と化すまでは…。少女の孤独に巣くう怪物を描く表題作と、殺意と恋愛でつむぐ女子大生の物語「ひかりのあしおと」。衝撃の2編。
誕生 | (1979-08-14) 1979年8月14日(41歳) 日本・千葉県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 玉川大学文学部 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『ギンイロノウタ』(2008年)『しろいろの街の、その骨の体温の』(20 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞優秀賞(2003年)野間文芸新人賞(2009年)三島由紀夫 |
デビュー作 | 『授乳』(2003年) |