殺人出産
村田 沙耶香
今から百年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」で人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日、突然変化する。表題作他三篇。
誕生 | (1979-08-14) 1979年8月14日(41歳) 日本・千葉県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 玉川大学文学部 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『ギンイロノウタ』(2008年)『しろいろの街の、その骨の体温の』(20 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞優秀賞(2003年)野間文芸新人賞(2009年)三島由紀夫 |
デビュー作 | 『授乳』(2003年) |