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雨の降る日は学校に行かない

相沢沙呼

昼下がりの保健室。そこは教室に居場所のないサエとナツのささやかな楽園だった。けれどサエが突然“自分のクラスに戻る”と言い出してー(『ねぇ,卵の殻が付いている』より)。“お父さん、お母さん、先立つ不孝をお許しください”。早朝の教室で毎日手帳に書いていた架空の遺書。その手帳を偶然にも人気者の同級生が拾ってしまうー(『死にたいノート』より)。揺れ動く6人の中学生の心を綴る6つのストーリー。

相沢沙呼

相沢 沙呼(あいざわ さこ、1983年3月3日 -)は、日本の小説家・推理作家・ライトノベル作家・漫画原作者。男性。埼玉県生まれ。聖学院大学人文学部日本文化学科中退。日本推理作家協会会員。 == 経歴 == 2009年『午前零時のサンドリヨン』で東京創元社主催の第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。選考委員の山田正紀は「とにかく達者な印象で、文章もいちばん練れていた。ポップでとてもいい作品」と評した。
誕生(1983-03-03) 1983年3月3日(37歳) 日本・埼玉県
職業小説家推理作家ライトノベル作家漫画原作者
言語日本語
国籍日本
最終学歴聖学院大学人文学部日本文化学科中退
活動期間2009年 -
ジャンルミステリ日常の謎ライトノベル
主な受賞歴鮎川哲也賞(2009年)本格ミステリ大賞(2020年)
デビュー作『午前零時のサンドリヨン』(2009年)
公式サイトsakotell