東京物語
奥田英朗
1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。
誕生 | (1959-10-23) 1959年10月23日(61歳)岐阜県岐阜市[ |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1997年 - |
代表作 | 『邪魔』(2001年)『空中ブランコ』(2004年)『オリンピックの身代 |
主な受賞歴 | 大藪春彦賞(2002年)直木三十五賞(2004年)柴田錬三郎賞(2007 |
デビュー作 | 『ウランバーナの森』(1997年) |