総員起シ
吉村 昭
昭和19年6月、急速潜航訓練中に不幸な事故によって沈没し、102名を乗せたまま鉄製の柩と化した「伊号第三十三潜水艦」。9年の歳月を経て引揚げられた艦内の一室からは、生けるが如くの13名の遺体が発見されたー。命がけで脱出した生存者の証言などを基に書き上げた、衝撃の戦史小説。「海の柩」「手首の記憶」など全五篇。
誕生 | 1927年5月1日 東京府北豊島郡日暮里町(現在の東京都荒川区東日暮里) |
死没 | (2006-07-31) 2006年7月31日(79歳没) 東京都三鷹市 |
墓地 | 大野原霊苑(新潟県湯沢町) |
職業 | 作家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 学習院大学中退[1] |
活動期間 | 1958年 – 2006年 |
ジャンル | 歴史小説・ノンフィクション |
主題 | 歴史・検証 |
代表作 | 『戦艦武蔵』(1966年)『ふぉん・しいほるとの娘』(1978年)『破獄 |
主な受賞歴 | 太宰治賞(1966年)菊池寛賞(1973年)文藝春秋読者賞(1973年) |
デビュー作 | 『密会』 |
パートナー | 津村節子 |
公式サイト | 吉村昭記念文学館 |