ヒロシマ・ノート
大江健三郎
広島の悲劇は過去のものではない。一九六三年夏、現地を訪れた著者の見たものは、十数年後のある日突如として死の宣告をうける被爆者たちの“悲惨と威厳”に満ちた姿であり医師たちの献身であった。著者と広島とのかかわりは深まり、その報告は人々の胸を打つ。平和の思想の人間的基盤を明らかにし、現代という時代に対決する告発の書。
誕生 | (1935-01-31) 1935年1月31日(85歳) 日本・愛媛県喜 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 文学士(東京大学・1959年) |
最終学歴 | 東京大学文学部仏文科卒業 |
活動期間 | 1957年 - |
ジャンル | 小説・評論・随筆 |
主題 | 性・政治・核時代・障害者との共生・故郷の伝承・祈り |
代表作 | 『芽むしり仔撃ち』(1958年)『個人的な体験』(1964年)『万延元年 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1958年)新潮社文学賞(1964年)谷崎潤一郎賞(196 |
デビュー作 | 『奇妙な仕事』(1957年) |
配偶者 | 大江ゆかり |
子供 | 大江光(長男) |
親族 | 伊丹万作(岳父)伊丹十三(義兄)池内万作(甥) |